甲斐駒ケ岳への2000m直登
今日は山梨の名峰、甲斐駒ケ岳に登って来ました。
この山は山梨に住んでいたときに、近くに住んでいたこともあり、麓から見ると他の山とは違う存在感を感じていました。しかし、なぜかやっぱり、近くにいたときは登っていませんでした。5年越しくらいにようやくカイコマへ登頂を目指すことに…。
甲斐駒ケ岳はいくつか登山ルートがありますが、黒戸尾根を選択。このルートは標高800m弱から頂上の2967mまでほぼ直登で、2000m超の標高差をひたすら登り続けるコースです。
手抜きのつもりではないですが、今日は写真中心で。時間ともに変化する光が美しく、色々写真をたくさん撮ってしまいましたので。なお、コメントをつけるなら軒並み「登る、ひたすら登る」というキャプションになります。
川を越え、登りに入ります。すこしだけ走ったのち私は走ることを諦め、今日はトレイルランナーではなくトレイル早歩き屋として頂上を目指すことにしました…。
標高2000mくらいまでは森の中をひたすら登り続けます。
標高が2000mを越え、すこし足元が岩っぽくなってきたところで、視界が急に開けます。
ここが、最初の難所の刃渡りです。難しくはないのですが、両側が切り立った崖で、危険な箇所です。慎重に歩きます。ここに到着するまでややびびっていましたが、刃渡りの長さは十数mくらいで長くはないので、難なくクリアしました。
切り立った箇所、ということで眺望が素晴らしい。すこし雲が出て、雲海のように見えました。
この刃渡りを越えてしばらく進むと、ハシゴや橋、鎖も出てきます。
橋は足元のスキマが大きく、ちょっとビビりました…。
なんだか斜度も上がってきた気がする。
七丈小屋では水が得られます。
森林限界を超えたのか、低木が目立つようになってきました。たしかこの辺りで標高2500mくらい。
この辺りでの鎖場、今日の登山で岩場が一番辛かったかもしれません。
だんだん見晴らしもよくなってきて、登頂が見えてきました。
頂上が見えた!
聞くところによると、北沢峠から来るのがメジャールートらしいですね。
ひたすら登り続けて4時間、甲斐駒ケ岳に登頂しました!疲れました。
下りは走れるところは走りましたが、先週おんたけで100km走った疲労か、いつものようには走れず。結局、下りもゆるゆると帰ってきました。
ゆるキャラと再会。スタート後、約7時間半で帰って来ました。早いトレイルランナーは5時間くらいで往復するそうですね…。
天気にも恵まれ、景色も良く、楽しい山行でした。が、やっぱり2000m超の登りはハードでした…。鍛えていつかリベンジしたいです。