ヒルトレーニング
リディアードのランニングバイブルという本を先日紹介しましたが、その中に書かれているヒルトレーニングについて。
- 作者: アーサーリディアード,Arthur Lydiard,小松美冬
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 1993/03
- メディア: 単行本
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ヒルトレーニングはその名のとおり、自然のなかの丘や坂の地形を利用して行うトレーニング。ただし、舗装路や階段でもできる。体をつくり、スピードを伸ばすためのトレーニングです。
本書の中でいくつかのヒルトレーニングで行う走法が出てきますが、例えばヒルスプリンキングというトレーニングでは、足首を使って体全体を上に持ち上げ、上に跳躍しながら一歩一歩坂を登る。足首、ふくらはぎ、アキレス腱を鍛えるのに最適。
ヒルスプリンキングで坂を登りきったら、少しジョグをしてストライドを伸ばして坂を下るヒルストライディングを行う、という具合。
その他のヒルトレーニングでの運動も紹介されていますが、自然の中で走りバランスよく体を鍛えることがポイントのようです。別の項では、ヒルトレーニングを行えば、ウエイトトレーニングは不要という指摘もあります。また、ヒルトレーニングとは別に起伏の多いクロスカントリーのレースもバランスよく鍛えるために良いと推奨されています。
私の場合、昨年、トレイルランニングのレースに出始め、その後ロードレースのタイムも向上しました。リディアードのヒルトレーニングに通ずる、平坦なコースでは得られないトレーニング効果があったのではないかと推測しています。
本書に書かれている方法でヒルトレーニングやっていきたいと思います!